よむこと、かんじること、

左手にはいつも子どもを抱っこ、暇した脳ミソが本を読み考える。

オリンピック男子100m決勝を見る前に

タイトル通り「黒人は本当に速くて強いのか」について、認識が広まった歴史&実際の競技選手の分析、という2つの視点から解説しています。

 

黒人は凄い、という認識が黒人を差別する役割と黒人を鼓舞する役割のどちらも果たしたという。

 

 

黒人は身体の作りが違っていてとても日本人には敵わない…疑いの余地もないほど信じ切っていたし、そう言葉にしてきたことも何度もある。

しかし人種意識の高い国では、すでにそうしたことを公に発言することは非難の対象となっている。

自分自身の「人種」に対する考え方を改めてくれた本。

人種とスポーツ - 黒人は本当に「速く」「強い」のか (中公新書)

人種とスポーツ - 黒人は本当に「速く」「強い」のか (中公新書)

 

 

2018.11.6読了