よむこと、かんじること、

左手にはいつも子どもを抱っこ、暇した脳ミソが本を読み考える。

生きていくためには苦痛や恐怖に慣れるしかなかった

嬉しかったことは何度も思い出して咀嚼して、その喜びを味わうことができるけど、辛かったことはふと蘇ってきては苦味を残していく。

 

ふたごの「ぼくら」は嬉しかった思い出は心の奥の奥の奥にしまい込んで鍵をかけて、あとはただ辛さに慣れることで生き延びた。

 

悪童日記 (ハヤカワepi文庫)

悪童日記 (ハヤカワepi文庫)

 

 

2018.10.19読了