よむこと、かんじること、

左手にはいつも子どもを抱っこ、暇した脳ミソが本を読み考える。

日本人よ、「しあわせビンボー生活」の幻想はもう捨てよう。

狭い畳の部屋、古いお風呂、ボロボロのスニーカーに、ちびっちゃい鉛筆で勉強する子ども。

 

貧しそうだけど、なんだか幸せそうな響きがある、と思ってしまう。「お金はないけど幸せ」の形。

 

でも子どもはそれではいけない。

親の所得は、子どもの現在の教育・進学・将来の所得にダイレクトに影響するそうだ。さらに、格差は意識の格差を産む。結果、貧困・格差は再生産される。

 

貧困状態 (経済的理由で、子どもの最低限保障されるべきものが与えられない状況)にある子どもは、ゼロを目指さなければならない。すべての子は、豊かにのびのびと生き、学び、遊ぶべきだ。

 

「しあわせビンボー生活」の幻想は捨てよう。

 

このテーマはもう少しいくつか読んでみたいと思う。

子どもの貧困―日本の不公平を考える (岩波新書)

子どもの貧困―日本の不公平を考える (岩波新書)

 

2018.6.28読了