よむこと、かんじること、

左手にはいつも子どもを抱っこ、暇した脳ミソが本を読み考える。

高齢化社会について考える

少子化高齢化、人口減少。

人口問題って、数が大きすぎてリアルさに欠けて、危機感を持ちづらい。でももうそんなことも言っていられない。

 

大きな気づきがあった。よくよく考えれば確かにそうなんだが、あまり意識していなかった点。

地方と都市部では確かに高齢化の捉え方が変わってくるようだ。

地方は、現時点ですでに若い人が減り高齢者の割合が多くなっている。今後は割合は増えていくが、高齢者になる人の数もそもそも多くないので高齢者の数は激増しない。

都市部では、地方から流入する若者のおかげで、現時点では多少高齢者の割合の増が抑えられている。今後はその若者たちも歳をとっていくのだから高齢者の数自体が膨らんでいく。

これを踏まえると、それぞれ地方と都市部では高齢者関連需要が最大となる時期が異なる。バンバン高齢者向けの施設を作ろうとすると、地方では供給過多となる可能性もある。

これをうまく都市部の将来の高齢者向けに使えないか。

都市部の高齢者関連需要を、都市部内ですべて解決するのは無理がある。それは広さに加えて、都市部は働く若者向けの街づくりがなされているからだ。

 

若いうちは都市部で働き、高齢者となってからは地方の土地やサービスを利用する、そういう仕組みが求められているかもしれない。

 

 

ただ、、

日本の人口減少社会に関する本を連続して読んだので多少飽きてしまった…

 

 

 



2018.5.16読了